リトリートに参加して1/2

 この夏、シェンテンで行われたサマ―・リトリート。私の他にも日本人が数名参加していました。ヨウコさんについては既にご紹介済みです。日本国内からも女性の参加者がいらっしゃいました。この方は去年に引き続き2回目の参加。この女性Sさんに書いて頂いたサマ―・リトリートのレポートを、二回に分けて掲載させて頂きます。

 

 

 

以下本文

 

 

 

 7月22日から始まるフランスでのシャンシュン・ニェンギュのリトリートに参加しました。ここでのリトリートに参加するのは、去年に引き続いて2回目です。ここでは毎年夏には二つのリトリートが開催され、主に欧米のお弟子さんたちが集まってきます。

 

 

 

 去年は8月下旬から始まる一週間のリトリートに参加しましたが、今年は思い切って長い夏休みを取り、三週間のシャンシュン・ニェンギュのリトリートに参加することにしました。

 

 

 

護摩供養をするフランス人僧
護摩供養をするフランス人僧

 

 

 

 法話は、午前中はヨンジン・リンポチェが、午後はケンポ・リンポチェが英語で話され、フランス語に通訳されます。とにかく不安だったのは、自分の英語力の乏しさでした。去年初めて参加するまでは海外に行ったことすらなく、英語は読めばわかるものの、かなり不安がありました。

 

 

 

 あらかじめヨンジン・リンポチェの英語の本などを読んでいたので、完全ではないもののかろうじて理解することができました。また、参加者は法話のCDやDVD、後日作られる法話をまとめた本を購入することができ、復習することができるのもありがたいところです。これらの本は、英語のみならずフランス語その他の言語にも訳され、英語のわからない方でも教えを学べるようになっています。

 

 

 

ある日のランチ
ある日のランチ

 

 

 

 シャンシュン・ニェンギュのリトリートは今年で3年目で、大きくわけて4つの章からなるお経の第3章についての法話でした。わたしは前半2つの章は参加していませんが、それでも明確なお言葉で語られる深い内容は非常に興味深く心に残りました。

 

 

 

 とても古い時代から途切れることも変えられることもなく伝えられてきたこの貴重な教えを、正統なLinage Masterから直接受けることができ、とても嬉しく思います。また、期間中に帰依戒を受ける機会にも恵まれ、やっと正式にスタートラインに立つことができたと嬉しく思いました。

 

 

 

つづく