シェンテン・ダルテ・リンのリトリートは続きます。
昨日は土曜日でした。
毎週土曜日リトリートはお休みになります。
前回の続き、一日のスケジュールの続きをご紹介します。
12:30から13:30まではランチ。
男性のコックさんと女性のコックさんが交代で作りに来てくれます。
昼食後はしばし休憩もしくは自習時間。
15:00から若き僧院長の法話が始まります。
僧院長の法話は『シャンシュン・ニェンギュ』の中から具体的な瞑想方法について書かれた章の解説。なお僧院長は今秋11月に来日予定です。
法話は英語で話されます。
ラマ達の隣にはフランス人が座り、
逐次フランス語へと通訳してくれます。
僧院長の法話は17:00まで続けられます。
法話が終わるとそのまま一斉に庭に出て行きます。
外で護摩供養が行われるのです。
フランス人の僧から小麦粉を中心とした供物が手渡されます。
空腹に苦しむ餓鬼達に届くように祈りながら炎に投げ込むのです。
リトリート参加者全員が順番に供物を投げ入れ終わるまで、
短くどこか可愛らしいマントラを唱え続けます。
17時過ぎですが直射日光が強く眩暈しそう。
19:00から夕食です。
シェンテンの食事はいつも美味しくついつい食べ過ぎてしまいます。
20:00からは夜のグループ瞑想。
森の中で瞑想します。
今の季節ちょっと虫が気になりますが、解放感たっぷりです。
なぜか蚊は見かけません。
夜の瞑想の最後には「チュウ」の瞑想を行います。
唱える経文はけっして短くありませんが、
欧米のお弟子さん達はそつがなくこなしています。
ダマル太鼓の扱いにも慣れていて、驚きました。
この「チュウ」の瞑想は同時に供養でもあります。
朝・昼・夕方・夜と一日合計四回の供養を行っています。
「チュウ」の瞑想が終了すると一日の日程が終了します。
座具やダマル太鼓を手に、森からシェンテンに帰ります。
これ以降各自、自習もしくは瞑想します。
こうしてリトリートの一日が暮れていくのです。