リトリートに参加して2/2

前回からのつづき

 

 

 

 センターは古い修道院を改装した大きな建物で、多くの人がリトリート期間中ここで寝泊まりしながら、法話や朝夕の瞑想、供養の儀礼などのプログラムをこなし、他にも一日に一時間程度の奉仕(カルマ・ヨーガ)を行います。

 

 

 

 わたしは掃除のチームに入り、このブログでも紹介された日本人女性のヨウコさんをリーダーに、毎朝廊下やトイレの掃除をしました。ヨウコさんは、3人のメンバーにテキパキと日本語と英語とスペイン語を使い分けて指示を出すというすごい方でした!

 

 

 

キッチン・グループ
キッチン・グループ

 

 

 

 他にはキッチンの調理や洗い物、広い庭のガーデニングや大工仕事、買い出しや送迎の運転などをグループにわかれて分担します。参加者みんなが何かしらの役割を分担し、協力して作り上げていくリトリートでした。そして、それ以外の空き時間には自由に瞑想したり、敷地内をコルラしたり、本を読んだりと、それぞれが思い思いに修行をしていました。

 

 

 

 今年は、ヨンジン・リンポチェとケンポ・リンポチェのほかにも3人のチベット人ラマと、フランス人ラマ、メキシコ人のアニ(尼僧)がいらっしゃいました。

 

 

 

テントに滞在する人も
テントに滞在する人も

 

 

 

 わたしは英語に自信がないため、ご挨拶以外はほとんどお話しできなかったのですが、みなさんお人柄の優しさが溢れ出ているような方々で、最終日にカタを捧げてご挨拶すると、「See you next year!」と言ってくださったり、満面の笑みで頭同士をこつんとあわせてくださったりしました。

 

 

 

 行く前はいろいろ不安もありましたが、終わってみるとあっという間の夢のような日々でした。いただいた教えをしっかりと理解するように努め、日々の生活の中でも繰り返し思い起こして、実践していきたいと思います。そして、来年開かれるであろうシャンシュン・ニェンギュの最後の章のリトリートにも、ぜひ参加したいと思います。

 

 

 

おわり

 

 

Sさんどうもありがとうございました!