先ほど小包がひとつ届けられました。
国際小包で送りもとは微笑みの国タイ。
送り主はYさん。
Yさんは近年ボン教僧院に毎年のように出かけ、滞在・勉強・瞑想されている男性。それにしても、タイかの小包ってスマートでシステマティック。送るのも簡単なようす。インドやネパールから小包を発送するとしたら、一日がかりになります。
箱を開けてみると二つの包みが出てきました。メンドゥップ独特の香りが箱の中から部屋の中に広がります。
ティテン・ノルブッツェ僧院創建25周年を記念した本が出てきました。
この本がどーしても欲しくて、ケンポ・テンパ・ユンドゥン・リンポチェに日本に送ってくれるように依頼していたものです。それを預かってくれたYさんがタイから郵送してくれたのです。
この記念書籍非売品だったのでぜひとも欲しいと思っていました!念願がかない手に入れることが出来ました(Yさんありがとう)!貴重なカラー写真満載で、ティテン・ノルブッツェ僧院の創建時代のようすが良く分かります。
今でこそ僧院は巨大化するカトマンズの街に飲み込まれつつありますが、かつては人影まばらでひっそりとした小さな村の中にありました。毎日の食料を遠くから運んだり、水の確保にも頭を抱えていたそうです。
はじめてティテン・ノルブッツェ僧院に辿り着いた時、5人のかわいい小坊主を見つけました。彼らも既にアラサー。ゲシェになった人もいます。
外国人向けに配られる英語版の他、チベット語版も同封されていました。内容はほぼ同じようですが、掲載されている写真が若干異なります。マニアなら両方揃えたいところ。もう二度と手に入らないものだからです。
私が良く知っているのはこの風景。本堂、大マティ車堂、リトリート小屋が見えますが、宿坊はまだ建設される前。今となっては黄金のような時の流れでした。
ケンポ・リンポチェにはお願いしていませんでしたが、ちゃんと特製ボールペンも入っていました!これ欲しかったんですー。さらにカレンダーも同封されていて、なにもかも揃っていました!
こんなにたくさんのボン教グッツが手に入るなんて、まるで夢のようです。大切に大切にしたいと思います!ケンポ・リンポチェ、Yさんありがとう!あと三ヶ月足らずで、久しぶりのティテン・ノルブッツェ僧院。たくさんのチベット人の友人に会えるのが、待ち遠しい!