展示会のニュースが入ってきました。
場所はオーストリアのウィーン。
目下チベット学、人類学、歴史学などなどの分野では、
ちょっとしたボン教ブーム。
世界中でボン教にまつわる調査、研究が進められています。
日本のアカデミックな世界でも、
ボン教へ熱い視線が注がれています。
1990年代中頃から大阪にある国立民族博物館が中心となり、
ボン教の基礎調査の国際プロジェクトが行われていました。
2009年には”ポン教と神々”という展示会も。
この二月中、オーストラリア・ウィーンにある民族博物館で、
ボン教の展示会が行われているようです。
”BON. Geister aus Butter - Kunst & Ritual des alten Tibet".
つまり”ボン教 バターで出来た精神―古代チベットの芸術と儀礼”
素敵なタイトルです!
この展示会の特設サイトはこちら(ドイツ語ですが 汗)。
http://www.univie.ac.at/boen_geisterausbutter/
なんと図録が無料で公開されています!
美しい仏画や、古い経典や仏具などが収録されています。
PDFなのでダウンロードして保存できます。
http://www.univie.ac.at/boen_geisterausbutter/e-publikation/
または
http://www.univie.ac.at/boen_geisterausbutter/wp-content/uploads/2013/02/bon_geiserausbutter.pdf
ますます世界中の関心を集めるボン教。
とても幸せで楽しみです!