先月ウィーンの博物館でボン教の展覧会が開かれていました。
その公式HPについては既に、このブログでご紹介しました。
この展覧会の期間中、ボン教ラマの密教儀礼が実演されたようです。
そのようすはネットを通して世界中に配信されたようです。
この実演はある俗人ボン教ラマによって執り行われました。
それがシェーラッブ・テンジン師です。
師はドルポ出身のラマで、顕密ゾクチェンに造詣が深く、
また良く知られたボン教医でもあります。
俗人の密教ラマというと、長髪、長いあごひげなどを、
思い浮かべるかもしれません。
でも学識と修行の深さは、風采とは関係ありません!
一件ごく普通に見えるこのラマ。
近年はロシアに招かれ法話をなさるそうです。
200人ものロシア人が、彼の話を聴きに集まるそうです!
ラマ・シェーラッブ・テンジン師はドルポ・サムリン僧院の座主。
サムリン僧院からのお知らせを手に入れました。
ボン教の文化と現状を知るためには、
こうしたお知らせを読むのが役に立ちます。
これから2回に分けて、このお知らせの邦訳を掲載したいと思います。
お知らせの原文は英語です。
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