初日は夜8時半まで、
ディナーショーを楽しみました。
翌朝また朝9時にフロントに集合。
二日目はカトマンズ盆地のヘリ、
ナモブッダへの巡礼でした。
ナモブッダは仏教の聖地。
大昔お釈迦様が前世で、
慈悲の心から飢えた虎の母子に、
その身を捧げたと言い伝えられている場所。
遠方でしかも悪路ということで、
小型の快適なバスが用意されていました。
しかもエアコン付!
途中までの道は立派な舗装道路でした。
なんでも日本の援助で作られたとか。
ミネラルウォーターを買うため、
バスを止めると、
なぜか急にお坊さんとの撮影大会に(笑)!
三日間のカトマンズ巡礼ツアーのため、
バス会社を紹介してくれたのは、
KCさんは親日家。
ツアー中はガイド、通訳など大忙しだった私。
日本人の友達が来たら連絡くれって言ったじゃん!
とあとで泣きつかれるハメに。。。
ヒマラヤの展望が望めるドゥリケルから、
未舗装の山の道を行くこと、
約2時間。
ようやくナモブッダに到着。
場違いなほど巨大な僧院が姿を現しました。
巨大なチベット仏教僧院を取り囲むように、
参道が整備されていました。
引率してくれたゲシェ・ナムダクの後についてコルラ。
でも仏教僧院では右回りにまわりましょう!
ゲシェ・ナムダクはこの年末、
ティテン・ノルブッツェ僧院でゲシェの学位を取得したばかり。
昨年からボン教僧院でお客さんをもてなす、
ゲストマスターを務めています。
若干英語も話せます。
休憩中に彼の身の上話をしてくれました。
山の頂上にちいさなお堂が。
この場所がお釈迦様が飢えた虎に身体を捧げたと、
チベット人が信じている場所だそうです。
ちいさなお堂の中には、
お釈迦様と飢えた虎の母子の像が祭られていました。
お堂を守るのはネパール人の老女。
女性ツアー参加者の皆さんが、
お堂の中に入りお祈りを始めた光景に、
心が打たれました。
お堂の前の露店に立ち止ると、
いきなりショッピング・モードに突入(笑)。
皆さん数珠が気になる様子。
ゲシェ・ナムダクが皆さんのために品定め。
小一時間ほどのち巡礼再開。
お釈迦様が飢えた虎の母子に、
身体を捧げたと言われる場所はなぜか(?)二つあるそうです。
ひとつはチベット人の認めている場所。
もうひとつ、ネパール人がそうだと認めている場所もあります。
こちらがネパール人のナモブッダです。
少し歩いた別の頂きあります。
お堂の中にはお釈迦様と虎の母親の像がありました。
五匹の虎の子供の像もそのわきにちゃんと。
もう少し造形を可愛らしく作れたのでは。。。
チベットのナモブッダと、
ネパールのナモブッダ。
同じエリアにあるので、
訪れる予定のある方はぜひ二か所とも訪問するとよいでしょう。
巨大なチベット仏教僧院が建立されても、
この地域は自然豊かな場所。
いまでもたくさんの動物がすんでいるそうです。
ときどき虎も現れるとか!
訪れる場所がどこも楽しく、
ランチを取るのも忘れてしまうほど。
後で分かったことですが、
ここにはちいさなレストランがひとつあるだけだそうです。
峠のお茶ささんでひとやすみ。
炭酸飲料を飲む人、コーラを飲む人。
モモを注文したら一時間かかるとのことで断念。
お腹がすきました。
最後に巨大なカギュ派僧院の中を案内してもらいました。
内部は撮影禁止とのことで写真はお見せできないのが残念。
ドルジェ・パクモの法要に参加できたのは良い思い出。
案内してくれたお坊さんは元々ボン教僧院で修行されていました。
15年ぶりに再会できた私はほんのり目頭が熱くなりました。
山を少し下った場所にナモブッダの仏塔。
スワヤンブナートの仏塔、
ボダナートの仏塔、
ナモブッダの仏塔、
三つ合わせてカトマンズの三大仏塔というそうです。
ドゥリケルの町まで戻ったところで遅めのランチ。
Fired riceに皆さん驚愕!
フライド・ライス(炒飯)の綴り間違いだと思います。
意外とおいしかったですが(笑)!