近年たくさんのちびっこ僧が、
山奥の故郷からやってきています。
村では現金収入があまり得られないので、
どの家庭もけっして豊かではありません。
ちいさいうちに子供を僧院に預けるのは、
村に学校がないため。
伝統的な宗教教育のため。
貧しさが原因のこともあります。
どれも勝手な大人の事情とばかり、
ちびっこたちは元気に毎日を過ごしていました。
彼らの生活の一端をご紹介します。
現在24名のちびっこが共同生活をしています。
運営・管理をしてくれている僧(ゲシェ)が2名。
ネパール語、チベット語、英語を教える僧が1名。
他にボン教仲間のフランス人女性が、生活全般の援助をしてくれています。
ちびっこ僧が住む場所です。
ティテン・ノルブッツェ僧院のすぐ下。
左の赤い建物に3名の大人の僧が住み、
右の肌色の建物がちびっこ僧の寄宿舎。
もともとこの土地はチベット難民センター。
その後ボン教僧院が買取。
当初この土地でボン教医学院がスタートしました。
建物は日干し煉瓦とトタン屋根で出来ています。
住まいの3部屋と、
教室兼食堂の1部屋からなります。
部屋の中には金属製の2段ベットが、
所狭しと並べられています。
やんちゃな男の子たちには、
上段に上る階段は必要ない?
机の上には英語の教科書等が、
積まれています。
経典も置かれていますが、
誰のでしょうか?
まだちいさいので本格的なボン教教育は始まっていません。
今はネパール語、チベット語、英語のレッスンがあります。
1科目1時間の授業だそうです。
ここで食事もとります。
建物の脇でなにやら大忙しのようす。
いったいなにをしているのでしょうか。。。
どうやら彼らの畑のようです。(^^)
空缶に汲んできた水をまいているところだったのです。
いったいなにが芽を出すのでしょうか?
こっちのグループはいったいなにをしているのでしょうか。
近づいてみてみると。。。
なにやら土木作業に夢中のようす。
世界中どこの国でも、
男の子は土木作業がダイスキ!(^^)
ネパールでは毎週土曜日がお休み。
ちびっこ僧たちもこの日は授業もなく、
1日のんびりしていました。
サル?(^^)
突っつきあいは日常茶飯事。
3度の食事は、
ティテン・ノルブッツェ僧院から、
自分達で運んできます。
チベット人の檀家から、
供養に使ったビスケットが配られました。
数が足りませんでしたが、
奪い合いすることなく、
仲良く分け合っていました!
わずか20円のビスケットで、
こんな笑顔に。
みんなかわいかったですよ!
敷地内の木を使ってブランコ。
でもその布は僧衣じゃないの??