今もまだフランスのボン教センター・シェンテンにいます。
私が滞在しているのはセンター内にある四人部屋。
南米のチリからやってきたカルロスも、
ルームメイトのひとり。
独特の巻き舌で英語を話す彼は、
チリ人唯一のボン教仲間。
チリ国内にボン教仲間がいないのが悩みだとか。
五年前にアルゼンチンのボン教センターを訪ねてから、
すっかりボン教とゾクチェンのとりこに。。。
今回初めてシェンテンのリトリートに参加しました。
「シェンテンに来たくて、来たくて、しょうがなかったんだ」。
そんな彼の職業はお医者さん!
チリでもお医者さんは激務。
一年間のお休みすべてかき集めて、
三週間のシャンシュン・ニェンギュのリトリートに、
参加したそうです。
「もっとゾクチェンの法話を聞きたいし、
瞑想も実践したい!」
激務で疲れがたまっているのでしょう。
法話や瞑想の合間には、ベットで横になっていることがしばしば。
カルロス「仕事引退したいよ~」
私「日本のお医者さんたちは、
激務にめげず、加行を実践されていますよ」
日本のボン教仲間の話を真剣に聞いていました。