決して恵まれた環境ではありませんでしたが、
ちびっこう僧たちは、
彼らなりにのんびり暮らしていました。
ところがその後、
彼らの生活環境は激変していたのでした。
あるヨーロッパ系の支援グループが、
援助の手を差し伸べてくれたのです!
若い女性の先生が雇われ、
英語やネパール語の授業を行うことに。
看護教育を受けたチベット人女性が、
ちびっこ僧の衛生や健康状態を管理。
ちびっこには女性の暖かい手が必要です。
殺風景だった教室も一変。
いままでちびっこ僧は、
床の上にござを敷いて座っていました。
真新しい机と椅子が用意され、
壁には子供たちが好みそうなポスターまで。
GWには建設中だった、
寄宿舎も新しく完成。
新しいベッド、新しい寝具。
清潔で暖かい部屋になりました。
善意のお医者さんがやって来て、
ひとりひとり各種予防接種をしてくれました。
実費以外はボランティアです。
ちびっこ僧ひとりひとりの、
健康を管理するための健康手帳が作られました。
健康手帳のノートには、
まず名前が書かれました。
ネパール人女性の歯医者さんが、
無料で子供たちの歯の診察と治療を。
山奥からやって来たちびっこには、
予防接種も歯科医もはじめてのことばかり。
今後虫歯で痛い思いをしないで済むように、
ちびっこたちに歯磨きのレッスン。
山奥では村人の多くが、
歯磨きなんてしなかったのかも。
ちびっこたちは、歯磨きを生まれて初めて学びました。
NGOのグループでは、
おもちゃを購入し、ちびっこたちにプレゼント。
どれも露店で販売している安価なおもちゃ。
でも、ちびっこたちにとっては、
生まれてはじめての自分のおもちゃ。
みんな大興奮です!
おもちゃはどれも、ひとつ数十円程度のもの。
プラスチック製で、
日本ではお目にかかれないほどの、
粗悪品。。。
でもそんなことは関係ありません。
ちびっこたちのこの笑顔を見てください。
私たちの子供の頃を思い出しませんか。
ボール遊びが好きなのは、
どの国の子供も同じ。
授業がおやすみになる毎週土曜日には、
一日中サッカーをしていても飽きません。
ちびっこ僧の毎日は、
チベット語、ネパール語、英語をはじめ、
声明など勉強すべきことが山のよう。
両親から遠く離れ、
さみしい気持ちにもなることでしょう。
そんな彼らのいちばんの楽しみは、
数か月に一度連れて行ってもらえる遠足。
単調な毎日から解放されるつかの間のひと時、
子供らしさ爆発!
海外NGOの支援により、
ちびっこ僧の生活は大きく改善されました。
食事や寝る場所はボン教僧院が提供。
生きていく分には心配はなくなりました。
ヨカッタ!
さらにちびっこたちの成長のために、
甘いもののおやつや、
カルシュウム豊富なヨーグルトを、
時々支給してあげたい。
そして数ヶ月に一度の遠足に、
引き続き連れて行ってあげたい。
ちびっこたちのこころを、
もっと幸せにしてあげることに、
ご賛同いただける方、
ご寄付をお願いできませんか。
来年1月中旬急遽、私はネパールに出かけることになりました。
お預かりしたご寄付はその時、
直接ちびっこ僧の世話人に手渡します。
【ご寄付の方法】
瞑想教室に参加される方は、瞑想教室の時にお預かりします。
それ以外のかたは、個別に対応いたします。
まずは下のフォームからご連絡ください。
折り返しご案内をお送りします。
一口1,000円から、お一人何口でもお預かりします。
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